【2026年最新】自分から勉強しない小学生に親ができることは?現役小学校講師がイライラしない仕組み化を解説

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子どもが自分から勉強しないのは、やる気や性格の問題ではなく「始めるきっかけがない」ことがほとんどです。
だから親が変えるべきは、子どもの気持ちではなく家庭の仕組みのほう。

「何度言っても宿題をやらない」
「言われないと机に向かわない」
「ゲームやYouTubeは何時間でもできるのに」

こんな声を、毎日のように聞いてきました。
私は小学校で12年間、1000人以上の子どもを指導してきており、いまも非常勤で教壇に立っています。
そして家では、同じことで頭を抱える2児の母でもあります。

先に言っておきたいことがあります。
お子さんが勉強しないのは、あなたの育て方のせいではありません。

教員として何人もの家庭を見てきましたが、声かけを工夫している家庭ほど「うちの子だけできない」と自分を責めがちです。
まずはそこを手放しましょう。

carry

「勉強しない子」の多くは、能力ではなく仕組みの問題です。
教室でも、環境を整えるだけで動き出す子をたくさん見てきました。

もくじ

「勉強しない」の正体はやる気ではなく「始める前のハードル」

実は、勉強しない子の多くは「やりたくない」のではありません。
「何を、どこから、どれだけやればいいか」がわからず、動き出せずにいるだけです。

大人でも、山積みの書類を前に「どこから手をつけよう」と固まった経験があるはず。
子どもにとっての宿題やドリルは、まさにあの状態です。
机に向かうまでの心理的な距離が長いほど、後回しになります。

ゲームやYouTubeに何時間も向かえるのは、意志が強いからではありません。
始めるハードルがゼロで、しかも次に何をするか迷わない設計になっているからです。

裏を返せば、勉強も「始める前のハードルを下げる」だけで、動き出しは大きく変わります。

とはいえ「やる気の問題では」と思いますよね。
実は、やる気は行動の前ではなく後からついてきます。
1問解いて丸がつくと、次の1問に手が伸びる。
この順番を知っているかどうかで、家庭の対応は変わります。

Jyuni先生

やる気が出たら動くんじゃなくて、動いたからやる気が出る。
順番が逆なんだね。

自分から勉強しない「4つの原因」

原因は子どもによって違いますが、教室で見てきた範囲では、次の4つのどれかに当てはまることがほとんどです。

  • どれから手をつけるか決められない
  • わからない問題が続き「勉強=つらい体験」になっている
  • 勉強する時間・場所が毎日バラバラ
  • 授業でつまずいた単元が、そのまま積み残しになっている

とくに4つ目は、学校現場にいるからこそ見える原因です。

授業でつまずいた単元をそのままにしていると、家庭学習でも同じ壁にぶつかります。

3年生の「割り算」でつまずいた子が、4年生の「割り算」の計算で手が止まる。
本人は「勉強がきらい」と言いますが、実際は「わからない一点」で止まっているだけです。

ここが大切なところです。

原因が違えば、効く対処法も変わります。
「決められない子」に問題集を増やしても逆効果ですし、「わからなくて止まる子」に「がんばれ」と声をかけても動けません。

まず、わが子がどのタイプかを見極めることが先です。

carry

「きらい」の裏には、たいてい「わからない」が隠れています。
そこを埋めると、同じ子が急に前向きになることは珍しくありません。

タイプ別に見る「わが子に合う」関わり方

ここからは、子どものタイプ別に「どう関わればいいか」を整理します。
先ほどの原因の①〜④に対応していますので、当てはまるところから読んでくださいね。

① 何からやるか決められない子

こんな様子なら:宿題を前に固まる、「何やればいい?」と何度も聞く、机には向かうのに手が動かない。

やることを親が3つ以内に絞り、順番まで決めてあげます。
「この3つ、上から順にやろう」と紙に書くだけで、動き出しが早くなります。

選択肢が多いほど固まる子には、選ばせないことが優しさになります。

② わからなくて止まる子

こんな様子なら:特定の教科だけ嫌がる、「わからん」と鉛筆を置く、前の学年の単元でつまずいている。

難しさのレベルを一段下げます。
今の学年ではなく、つまずいた単元まで戻ってやり直すと、「できた」の感覚が戻ります。

ここで動画授業のように、わからない所を何度でも見返せる教材が助けになります。

③ 時間も場所も毎日バラバラな環境の子

こんな様子なら:やる日とやらない日の差が激しい、勉強する場所が日によって違う、「気が向いたとき」だけやっている。

内容より先に、時間と場所を固定します。
「夕食前にリビングで15分」のように、曜日ではなく生活のリズムに勉強を紐づけると続きます。

家庭のリズムに組み込むほど、声かけの回数は減っていきます。

④ つまずいた単元がそのままになっている子

こんな様子なら:「勉強がきらい」と口にする、特定の単元になると急に手が止まる、去年の内容を聞くとあやふや。

②とも被りますが、この場合は今の学年の勉強を進める前に、つまずいた単元まで戻るのが近道です。
算数は積み上げの教科なので、3年生の「割り算」が抜けたままだと、4年生でも同じ場所で止まります。
ここを埋めないまま量を増やしても、「わからない」が増えるだけで逆効果です。

おすすめは、学年をさかのぼって学び直せる教材を使うこと。
「どこでつまずいたか」を親が探し当てるのは大変ですが、無学年式の教材なら、子どものつまずきに合わせて自動で戻ってくれます。

一度「わかる」に戻ると、同じ子が驚くほど前向きになります。

Jyuni先生

全部を一度に直そうとしなくて大丈夫です。
わが子に一番近いタイプをひとつだけ選んで試してみてください。

声かけを変えるだけで動き出す「言い換え」一覧

同じことを伝えても、言い方ひとつで子どもの反応は変わります。
教室でも家でも効果があった「言い換え」を表にまとめました。

つい言ってしまう言葉動き出す言い換え
早く勉強しなさいまず1問だけやってみよう
なんでできないのどこで止まってる?一緒に見よう
宿題やったの?今日は何からやる?
また間違えてるここまで合ってるよ、あと少し

ポイントは、量を求める言葉から「始めやすくする言葉」へ変えることです。
「早くやりなさい」は子どもにゴールの遠さを感じさせます。
「まず1問だけ」は、始めるハードルを一気に下げます。

「なんでできないの」も、子どもには責められた言葉として届きます。
「どこで止まってる?」に変えると、責める言葉から一緒に探す言葉になります。
同じ場面でも、子どもの表情がやわらぐのがわかるはずです。

「間違い」を指摘するより、合っている所を先に伝える。
この順番だけで、続ける力はぐっと変わります。

全部を今日から完璧にする必要はありません。
ひとつ選んで、明日の朝から試してみてください。

carry

できている所を先に言う。
たったこれだけで、次の1問に向かう子は本当に多いんです。

よくある失敗パターン3選

仕組み化しようとして、かえって子どもが動かなくなる例があります。
私が家でやってしまった失敗も含めて、代表的なものを挙げます。

  • いきなり高すぎる目標を設定する
  • できて当たり前という顔をして、成果を言葉にしない
  • 親が横についてすべて教える

一番多いのが、最初の目標を高くしすぎる失敗です。

わが家でも「毎日30分」で始めて、3日で崩れました。
続かないと親もイライラし、子どもも「どうせ怒られる」と机から遠ざかります。

始めは「1日5分」で十分です。
少なすぎるくらいがちょうどいいと考えてください。

もうひとつが、親が教えすぎる失敗です。

よかれと思って隣で全部解説すると、子どもは「困ったら親が答えをくれる」と学びます。
すると自分から考える力が育ちません。

答えを教えるのではなく、教材に任せて親は伴走役に回るほうが、自走する子が育ちやすいです。

carry

正直に言うと、教えすぎは私の失敗でもあります。
手を出したくなる気持ちほど、ぐっとこらえる価値があります。

今日から始める「仕組み化の3ステップ」

ここまでの内容を、実際の手順に落とし込みます。
上から順にひとつずつで大丈夫です。

STEP
時間と場所を1つに固定する

「夕食前にリビングで」のように、生活のリズムに勉強を紐づけます。

まずは1日5分から。
内容より、毎日同じ流れになることを優先してください。

STEP
やることを3つ以内に絞る

その日にやることを親が3つ以内に決め、順番まで紙に書きます。

選択肢を減らすほど、子どもは迷わず動き出せます。

STEP
できた所を言葉にして返す

終わったら「ここまでできたね」と成果を口に出します。

間違いの指摘より、合っている所を先に伝えると、次の日も机に向かいやすくなります。

この3ステップの土台になるのが、子どもが自分で進められる教材です。

わからない所でつまずいて止まる子には、動画で何度も見返せるオンライン教材が伴走役として役立ちます。

親が全部教えなくても、子どもが自分のペースで進められる仕組みを持てると、声かけの負担はぐっと軽くなりますよ。

よくある質問

何歳から仕組み化を始めればいいですか?

小学1年生からで大丈夫です。

むしろ子どもが小さいうちに「時間と場所を固定する」習慣がつくと、高学年で楽になります。

まずは5分の習慣づくりから始めてください。

ご褒美で釣るのはよくないですか?

始めるきっかけとしては有効です。

ただ物のごほうびに頼りすぎると、それがないと動かなくなります。
「できたね」という言葉のご褒美を、少しずつ増やしていくのがおすすめです。

それでもご褒美がないとやりにくい場合は、ご褒美シールとシートを使って目標達成を見える化するのは有りです。

よかったら以下の「コドモオンラインオリジナル」のごほうびシールちょうを無料で配布しておりますので使ってみて下さいね。

がんばりシールちょう
共働きで隣についていられません。どうすればいい?

ずっと隣にいる必要はありません。

むしろ子どもが自分で進められる教材を用意し、終わったあとに成果を確認するだけでも習慣は育ちます。動画で自習できるオンライン教材は、こうした家庭と相性がよいのでおすすめです。

まとめ:変えるのは子どもの性格ではなく仕組み

今日から動くなら、この3つだけ覚えて帰ってください。

  • 時間と場所を1つに固定して1日5分から始める
  • やることを3つ以内に絞り順番まで決める
  • できた所を先に言葉にして返す

子どもが自分から勉強するようになるかは、性格ややる気ではなく、家庭にどんな仕組みがあるかで決まります。
「わが家のリズムに合う形」を、親御さんが一緒に見つけてあげてください。

自分で進められる教材選びに迷ったら、まずは試してみるのが近道です。

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Jyuni先生

比べて迷うより、まず1つ試すのが早いよ。
合わなければやめればいいだけだからね。

迷ったら、お子さんが一番楽しそうだった方を選びましょう。

ぜひ無料体験を軸にして、”わが家に合う学び方”を見つけてみてください。

carry
ブロガー・AIアノテーター
30代・8歳と2歳の姉弟を育てる2児の母で1000人以上の様々な子どもを見てきた元小学校教員。

2022年に不妊治療専念のため退職。
現在フリーランスで某大手外資系検索サービスのAIアノテーションをしながらブログ執筆などをしています。
Jyuni先生は迷いネコだった子猫。

小学校でのオンライン授業やICT教育に携わってきた筆者が子ども向けの「オンラインでの学び」についてお伝えしていきます。

【資格】
小学校教諭1種 / 幼稚園教諭1種
秘書検定2級 / FP3級
茶道師範etc…

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