【2歳から公文は早い?】実際に通わせて感じたメリット・デメリットを元教員ママが本音でレビュー!

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「2歳から公文に通わせるなんて早すぎるかな…」

そんなふうに感じたことはありませんか?

近年、SNSや周囲の声から
「早く始めないと」という空気を感じ、焦ってしまうママも増えています。

幼児教育に正解はありません。
大切なのは、“その子らしいペース”“楽しく学べる環境”を整えること。

この記事では、元小学校教員である私が、
実際に2人の子どもを公文へ通わせ始めた経験をもとに、
以下について丁寧にお伝えしていきます。

  • 2歳の子にとっての「学び」の捉え方
  • 「公文式」のメリット・デメリット
  • 通う中で感じたリアルな悩みや工夫
  • 他の選択肢について
Jyuni先生

「公文ってうちの子に合うのかな?」
と悩むママ・パパに
少しでもヒントを届けられたら嬉しいです。

もくじ

元教員ママが見る「2歳児にとっての学び」とは?

我が家には2人の子どもがいますが、
娘は3歳から、息子は2歳から公文を始めています。

7歳の姉の現在、
そして2歳で習い始めた弟の様子も踏まえてお伝えしていきます。

「遊びの中での学び」が中心の時期

2歳の子どもにとって、学びの基本は「遊び」の中にあります。

おままごとで言葉を覚えたり、
積み木で空間認識を育んだり。

日常のやりとりや体験すべてが、脳と心の栄養になっています。

つまり無理にドリルやプリントをさせなくても、
遊びの中でこそ思考力・想像力・言語力がぐんぐん育っていくのです。

Jyuni先生

元教員としても、
2歳は「詰め込む」より「感じる・気づく」が大事だと感じます。

「机に向かう力」はどう育てる?

小学生で「机にじっと座っているのが難しい」
近年そんな子どもが増えています。

特に特性のあるお子様は幼少期からの

2歳はまだじっと座るのが難しい時期。

だからこそ
「ちょっとだけやってみよう」
「できたね!」の声かけがポイントです。

まずは短時間でも“集中できた”を繰り返すこと。

無理に続けさせるより
「やってみた→できた→ほめられた」の流れで、
自然と机に向かう習慣が育っていきますよ。

Jyuni先生

幼いからこそどんなことも習慣化しやすいと考えています。

「好奇心」を伸ばす視点が大切

2歳はまだ“知識の定着”よりも、
「これなに?」「やってみたい!」という気持ちが大切な時期です。

公文でも、プリントの丸つけシール貼りを楽しむことが第一歩。

できた・できなかったよりも
「どう感じたか」
「もっとやりたいと思ったか」に注目すると、
自然と学ぶ意欲が育っていきます。

大人はその“好奇心の芽”に水をあげるような関わりを意識していきたいですね。

Jyuni先生

公文の教室には
「公文の知育玩具」が置いてあります。
これも遊びの延長としての学びで◎

実際に幼児期に公文を始めてみて

我が家は3歳から「公文」を始めた現7歳の娘と、
今年に入り2歳から「公文」始めた息子がいます。

実際に公文を始めて子どもたちの様子はどうか、
成長や発達はどうなっているか、

元教員視点で見た、
現時点での2人の様子についてお伝えできればと思います。

はじめたきっかけ

正直「2歳で公文って早すぎない?」という迷いはありました。

周りの友達にも驚かれましたし、
祖父母にも「早すぎない?」と言われました。

それでも、息子が数字やひらがなに興味を持ち始めたのをきっかけに
「今なら楽しく始められるかも」と思い決断。

実際に姉の方も3歳から始めています。

私自身が元公文生ということもあり、
公文は「遊びの延長で学べる場所」として
公文の教材や教室に安心感を感じていたのも大きな決め手でした。

Jyuni先生

入会前に体験できたことも、
実際の教室や先生の雰囲気を感じられ
始める際に背中を押してくれましたよ。

「公文」に通って良かったこと

実際に通い始めてから、2歳の息子にいくつか嬉しい変化が見られました。

まず、「机に向かう習慣」が自然と身につき、
集中できる時間が少しずつ伸びているのは大きな成長です。

また、公文の教室でしている数字盤(①〜㉚までの磁石を並べるもの)についても、
「できた!」と満足げで、自信にもつながっているようです。

現在7歳(小1)の姉については、
幼少期から自分で絵本を読むことができるようになっていたおかげで
今では絵本だけでなく、中学年以上の文字の多い本も進んで読んでいます。

弟にもお姉ちゃんのように本好きになって欲しいというのが、母の願いです。

  • 机に向かい学習できるようになった
  • 集中が続く時間が伸びてきた
  • 自然と学習習慣が身についてきた
Jyuni先生

特にお姉ちゃんは知らないことへの好奇心が旺盛
図鑑も大好きで、何でも自分で調べるようになりました。

「公文」を始めて大変だったこと

良い面だけでなく、正直しんどいと感じたこともあります。

そもそも2歳児との外出は習い事でなくても大変です。
特に雨の日体調や機嫌が悪い日は、通うだけで一苦労。

お昼寝時間のズレなどで息子の気分が乗らない日もあり、
「やりたくない!」と言われると親としても葛藤します。
(7歳の娘ですらいまだにそんな日が…)

無理にやらせることは避けたかったので、
その日の様子を見ながら調整する柔軟さが求められました。

  • 雨の日の外出が大変
  • 子どもの機嫌により学習が困難に
  • お昼寝時間の調整が必要
Jyuni先生

親も子も“がんばりすぎないこと”が大切だと
感じた時間でもありました。

教育的”に見た公文の「良さ」と「注意点」

2歳から始めた公文を、教育者としての視点であらためて見直してみました。
良さもありますが、実際には注意したいポイントもいくつかあります。

公文」の良さ

  • 自分のペースで学べる
  • 基礎力がしっかりつく
  • 無学年学習で得意を伸ばせる
  • 自主学習の習慣が身につく
  • 継続力が身につく

公文の最大の魅力は、無学年式教材自分のペースで無理なく学習できる点です。

教材は細かくレベル分けされているため、基礎から着実にステップアップできます。
学年に関係なく、得意な子はどんどん先に進め、苦手な子は基礎からじっくり復習することが可能です。

公文は学力だけでなく、自学自習の習慣継続力といった、将来にわたって役立つ力をバランスよく養います。

そして「公文式」の最大の強みは、
なんといっても「反復学習」でのインプット

2歳の息子にとっても、
毎日同じような内容を繰り返すことが、
“できた!”という達成感につながっています。

この反復によって、

  • 鉛筆の持ち方
  • 数字の読み方
  • 平仮名の読み方

など、日常生活にも活かせる基礎力が少しずつ身についていきます。

特に幼児期は、遊びや生活の中での繰り返しが力に。

公文のプリントも“遊びの延長”として取り組めると、効果を発揮しやすいのではないでしょうか。

Jyuni先生

文字も数字も、はじめは”形”として認識しています。
幼児期の脳の発達は無限大!

いかに幼児期に
平仮名・カタカナ・漢字・数字インプットできるかで、
今後の学習難易度が変わってきますよ。

公文の注意点

公文は自分のペースで学習できる点が魅力ですが、
いくつか注意点があります。

  • 学校の進度とのズレ
  • 反復学習の向き・不向き
  • 先生との相性
  • 習慣化までのサポートが必要

「公文」は無学年式であるため、
必ずといっていいほど学校の進度とズレが生じます。

特に得意教科は授業がつまらなく感じたり、
お子様の性格によっては
評価の【意欲・関心・態度】面で不利になったりすることも。

また、公文式の反復学習がお子さんの性格に合わないケースもあります。
同じ内容の繰り返しが退屈に感じたり、
そもそもインプット方式が苦手だったりして
モチベーションが下がることがあるので注意が必要です。

さらに、費用が家計の負担になる可能性も。
教科数が増えると月謝も高くなるため、無理のない範囲で始めることが大切です。

自学自習が身につくとされる「公文式」ですが、
特に幼児期は親の継続的なサポートが不可欠であることも理解しておきましょう。

例えば幼児の場合、
数字の順番は言えるけど“数の概念”がまだ曖昧…
というようなケースでは、
プリントの進行に実際の理解が追いついていないことも。

そのまま進めてしまうと
「なんとなく書いてるだけ」になってしまうので、
親がそばで習熟度を確認してあげることがポイントです。

サポートをしながら“できる”の裏にある
理解度を丁寧に見てあげたいですね。

Jyuni先生

またその点を公文の先生
しっかりと見極めてくれるかどうかも重要です。

「できる」が「楽しい」につながる工夫

公文の良さは、
シンプルで自分の力で取り組みやすいプリント設計と、
達成感を感じられるステップ構造にあります。

Jyuni先生

公文の教材は、
問題のレベルが少しずつ上がる仕組みになっていて、
「ちょっとがんばればできる」ラインが絶妙です。

先生や親がしっかりほめてあげることで、
「もっとやりたい!」という気持ちが自然と育ちます。

「できる」→「ほめられる」→「もっとやりたい」

このサイクルがうまく回ると、
学びがポジティブなものになっていきますよ。

疲れている日は宿題の量を減らしたり、
取り組む時間を変えるだけでも気持ちが切り替わることがあります。

「今日はやめておこう」も、立派な親の判断。
習慣づけを大切にして、量は臨機応変に調整してあげてください。

Jyuni先生

幼児期は“やり抜く力”より、
“学びを嫌いにならない”ことを最優先に考えましょう。

「まだ早い?」と迷っている方へ

「やっぱり、うちの子にはまだ早いんじゃないかなぁ…」

そう思っている方へのアドバイスを2つお伝えします。

Jyuni先生

迷っている方は
以下のポイントを意識して考えてみてくださいね。

教育は「早さ」より「合ってるか」が大事

未就学児での学びのスタートに迷うのは当然のこと。

大切なのは“早く始める”ことよりも、“その子に合っているかどうか”です。

子どもの性格発達状況、家庭のサポート体制によって、
最適なタイミングは異なります。

「みんなやってるから」と焦らず、
わが子のペースを信じてあげることが、学びの第一歩になります。

「文字や数字に興味を持ち始めた」
「これ何?と聞くことが増えた」

Jyuni先生

それが1つのタイミングと考えて良いと思います。

「体験」or「家庭学習で様子を見る」でもOK

「通わせるかどうか迷う…」
そんな方は、まずは気軽に体験してみるのがおすすめです。

公文では”無料体験学習キャンペーン”も頻繁にありますし、
自宅で市販の公文式ドリル知育教材を使って様子を見るのも一つの方法です。

くもん出版(KUMON PUBLISHING)
¥1,078 (2025/07/19 13:16時点 | Amazon調べ)
Jyuni先生

子どもの反応を見ながら
興味集中力といった「学びの様子」を確認してからでも、
十分間に合いますよ。

いまは「公文=絶対」ではない!他の選択肢も知っておこう

「みんな公文に行ってるから」
「早く始めなきゃ」

と焦ってしまいがちですが、
無学年式教材は「公文」だけが正解ではありません。

家庭での遊びや読み聞かせ、
ほかの通信教材・オンライン学習など、今は選択肢がたくさんあります。

大切なのは、
お子さんの相性と家族のライフスタイルに合っているかどうか

周りに流されすぎず、
ご家庭のペース価値観を大事にして選んでいきましょう。

Jyuni先生

お出かけが厳しいお子様には
オンラインの無学年式学習もおすすめです。

以下は当サイトおすすめのオンラインでできる無学年式教材一覧ですので、
気になる方は参考にしてみてください。

項目株式会社すららネットスマイルゼミ
対象小1〜高3幼児〜中3幼児〜小6
学習
教科
国・算・理・社・英国・算算数
学習
方式
PC
タブレット
スマホ
PC
タブレット
専用
タブレット
タブレット
月額1,815円小中コース
8,228円
幼~小1
3,630円
小2~
4,070円
1,408円
~
初期
費用
入会金
11,000円
専用
タブレット
10,978円
年会費
35,376円
保護者
サポート
「まなレポ」
保護者専用
ページ
「すららコーチ」「みまもるネット」
声かけ機能
動画
アドバイス
保護者専用
ページ
無料
体験
14日間
無料体験
あり
無料体験
あり
2週間
無料体験
あり
1週間
有料体験
公式HP公式HP公式HP公式HP

まとめ 〜家庭に合ったスタイルでOK!

我が家の場合は
2歳から公文を始めて「早すぎた」とは感じていません。

そもそも未就学児の学びは個々の成長さが大きいことから
「これが正解!」という道はありません。

「公文」も、「オンライン教材」も、「家庭学習」も、それぞれに良さがあります。

Jyuni先生

改めて、公文を始めるか迷っている方は
以下のポイントで考えてみると良いでしょう。

  • 反復学習学習の習慣化を身につけたい
  • 通うことが負担にならないか
  • 子どもの思考性格に合っているか
  • 自宅学習・オンライン学習の選択肢はどうか

親子が前向きに取り組めて、日常に“学びの種”が自然に根づいていく。
そんな環境こそが、最も大切なのだと思います。

carry
ブロガー・AIアノテーター
30代・7歳と2歳の姉弟を育てる2児の母で1000人以上の様々な子どもを見てきた元小学校教員。

2022年に不妊治療専念のため退職。
現在フリーランスで某大手外資系検索サービスのAIアノテーションをしながらブログ執筆などをしています。
Jyuni先生は迷いネコだった子猫。

小学校でのオンライン授業やICT教育に携わってきた筆者が子ども向けの「オンラインでの学び」についてお伝えしていきます。

【資格】
小学校教諭1種 / 幼稚園教諭1種
秘書検定2級 / FP3級
茶道師範etc…

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